【体験談を解説】KPMGの第二新卒の選考フローごとの対策方法

KPMGの第二新卒採用の選考フローは、書類選考と適性検査の後に、複数回の面接があります。面接は2〜3回実施され、新規事業やサービスを題材にしたプレゼンが求められることもあります。

この記事では、KPMGコンサルティングの第二新卒採用の体験談を含め、詳細な内容と対策のコツを紹介しますね。

※確実にケース面接が実施されるので、「出題されない」なんて言っている情報は絶対信用NGですよ

私について
  • 経歴:事業会社→最終選考落ち→2年後、リベンジで転職成功
  • 私の失敗談も含め、KPMGに転職するコツを解説します

なお社会人経験が3年以上ある場合は、第二新卒ではなく中途採用枠での応募になります。詳細はKPMGの中途面接とWebテスト(適性検査)の対策方法の記事で解説しています

気になるところから読む↓
お問い合わせはサポートフォームへ。厚生労働大臣の有料職業紹介の許可番号:13-ユ-316499

KPMGの第二新卒採用の体験談

KPMGの第二新卒採用の体験談として、公式サイトでは下記が紹介されています↓

新卒でITベンダーへ入社してから、第二新卒でKPMGコンサルへ転職した体験談

業務経験新卒からシステムエンジニアとして勤務
転職の動機設計書の仕様に沿って実装するよりも、白紙の状態でゴールを描くことから関わりたいと気付き、コンサルティング業界への転職を決意

KPMGの第二新卒採用の面接の体験談は下記↓

コンサルタントにはロジカルな言葉で突き返されるようなイメージを持っていましたが、KPMGコンサルティングの面接官は落ち着いた雰囲気で、相談のしやすさも感じ、ここで働きたいと直感しました

新卒でメガバンクに入社してから、第二新卒でKPMGコンサルへ転職した体験談

業務経験法人営業として担当企業へ金融ソリューションの提案をしていた。若手だったので、主に中小企業への提案が多かった
転職の動機中小企業には自社の金融ソリューションが最適解でないことも多く、もどかしさを感じていた。
コンサルタントであれば、クライアントが望む支援にもっと寄り添えるのではと思い、転職を決意。

KPMGの第二新卒採用の面接の体験談は下記↓

面接で入社後のキャリアパス、研修、その後のアサインについて十分にイメージを持つことができたことに加え、面接官が業務について熱く語っていたのが印象的で、ここであれば自分の望むキャリアを築いていけると安心感を得ることができました。
現在、その面接官と一緒に働いていますが、当時の選択は間違っていなかったと実感しています

※参考:公式サイト

ではKPMGの第二新卒採用の難易度はどれくらいか?次で解説します↓

KPMGの第二新卒採用の難易度

KPMGの第二新卒採用の難易度は高いです。ただし中途採用枠(社会人経験が3年以上ある人向けの採用枠)よりは難易度は高くありません。

社会人経験が長くなるほど難易度は上がっていくので、KPMGに興味がある人は早めに応募した方が有利ですね

KPMGの第二新卒採用の倍率

KPMGの第二新卒採用の倍率は公表されていませんが、10倍以上であると予想できます。なお採用人数も公表されていませんが、目標人数にキッチリと収めるというよりも、優秀な人材が居れば多少のズレも許容するはずです。

そのため倍率を気にするのではなく、絶対評価として、自身の優秀さをしっかりアピールすることに集中するのがベター

対策のコツはこの記事の後半で解説しています

さて、具体的な募集職種や応募条件は下記です↓

KPMGの第二新卒採用の求人情報

KPMGの第二新卒採用の求人情報として、ここでは下記を紹介しますね。

特に4つ目は、貴重な20代のキャリア設計においてめちゃくちゃ重要なポイント↓


募集職種

現状、KPMGは第二新卒採用で下記の2職種を募集しています↓

Technology Transformation

職種コンサルタント
業務内容企業のITによる変革を幅広く支援
・テクノロジー戦略策定支援
・ビジネストランスフォーメーション(業務・システム一体改革)推進支援
・ITマネジメントの高度化支援
・グローバルトランスフォーメーション支援
・セクターコラボレーション
・ビジネストランスフォーメーション(業務・システム⼀体改⾰)推進⽀援
必須要件・入社3年未満の方
・システム開発、プログラミング経験
・日本語: ビジネスの使用に支障のないレベル
歓迎要件・業務・システム改革プロジェクト経験
・先端デジタル技術を含んだ改革プロジェクトの経験
・大規模プロジェクトのマネジメント経験
・大規模インフラ刷新・高度化プロジェクト経験
給与応相談

※参考:公式サイト

Financial Services-Solution

職種コンサルタント
業務内容金融機関のクライアントに対して現状分析、課題特定、改善施策の立案などのアドバイザリー業務
・クライアント業務の分析、プロセス可視化、および課題の抽出
・抽出課題に対する解決策の検討
必須要件3年未満、1社以下の職務経験
・大手金融機関(銀行、証券、生損保等)での在籍経験、または、大手SIer、大手コンサルファームの金融機関向け支援経験
・日本語: ビジネスの使用に支障のないレベル
歓迎要件・論理的思考能力やコミュニケーション能力に優れた方、志の高い方を歓迎
・ビジネスレベルの英語スキル
給与応相談

※参考:公式サイト

募集要項

先ほどの2職種ともに、下記の内容で募集されています↓

応募条件社会人経験は選考時点で3年未満/経験社数1社以下の方
勤務時間9:15~17:15
※マネジャー未満は上記を標準時間とするフレックスタイム制
フレキシブルタイム:7:00~22:00
コアタイム:11:00~15:00
勤務地下記いずれか
・東京本社:東京都千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー
・大阪事務所:大阪府大阪市中央区北浜3丁目5番29号 日本生命淀屋橋ビル
・名古屋事務所:名古屋市中村区名駅3丁目28番12号 大名古屋ビルヂング26F
※業務によっては、国内外のKPMG拠点や、地方を含むクライアント先での常駐勤務
基本給前職を考慮のうえ決定
昇給年1回
賞与企業の業績によって変動
休日休暇土曜日・日曜日・国民の祝日、年末年始(12月29日から1月4日まで)、その他会社の指定する日、有給休暇、リフレッシュ休暇
福利厚生・通勤手当、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、退職金制度、公認会計士企業年金基金、健康保険組合カフェテリアプラン
・各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
・退職金制度(在籍2年以上)
・マッサージルーム(東京事務所内、施術費用:30分、500円)
・各種サークル・クラブ活動
・年次有給休暇(初年度10日、最大年20日)
・出産・育児休暇
・介護休暇
・慶弔休暇
・時短勤務制度

※参考:公式サイト

KPMGの第二新卒採用の研修は充実している

KPMGの第二新卒採用では、入社から2ヵ月間は新卒入社者と一緒に集中研修を受講します↓

KPMGの第二新卒採用の研修内容

※参考:公式サイト

新卒の方々と同じ内容の研修を受けることにマイナスイメージを持つ人もいるかも知れませんが、コンサルはとにかく基礎力が大事なので、新卒と同じくらい手厚く研修してもらえるのは超貴重ですよ

入社タイミング

毎年4月での入社となります。

※新卒の方々と一緒に研修を受けるので、第二新卒採用も同じく4月入社ということですね



そのため、現実的に第二新卒採用の選考は毎年11月以降になるイメージだと思います。

正直、デメリットだらけ

KPMGは第二新卒採用だと4月入社のタイミングでしか転職できず、これは個人的には大きなデメリットだなと。

とはいえ、エージェント経由であればいつでも入社できるので、これ一択だなと思っています。

公式サイトから直接応募するなんてデメリットだらけなんですよね。


直接応募のデメリット①:20代の貴重なキャリアが無駄になる

転職するつもりなのに4月を待ち続けるなんてキャリア的に時間がもったいないのと、もし落ちたら待っていた時間が完全に無駄なんですよね。

しかもKPMGは社会人経験が長くなるほど難易度が上がっていくので、第二新卒採用を諦めて中途採用(社会人経験3年以上)の枠を使おうと思っても、どんどん選考が厳しくなります



直接応募のデメリット②:同年代が昇進していき、入社後にあなたの先輩や上司になる可能性(つまり生涯年収でも差が出る)

転職エージェント経由で転職していく同年代は、あなたよりも早くKPMGに入社することになるので、当然あなたよりも経験を積み、早く昇進し、年収もUPしていきます

あなたが入社し、一緒に働く頃には、あなたの上司になっている可能性だってコンサル会社では十分にあり得ます

「単に応募経路が異なっただけ」で、大きすぎる差ができるんですよね。

しかも直接応募は、ネットで古い情報を探して、たった一人で選考に挑むことになります。

エージェントに選考のコツをガッツリ教えてもらった方がどう考えても通過率がUPするので、公式サイト経由で応募するなんて、全くメリットが分からないなと

なお、個人的には「就活」でエージェントは不要だと思っています。
が、転職ではエージェントを使う人は51%であり、2人に1人が使っているんですよね(参考:prtimes

ちなみにKPMGへの転職でエージェントを使うなら、無料のが割とおすすめですね。

KPMGへの転職サポート実績がかなり豊富です。

【公式】https://my-vision.co.jp/

第二新卒採用でKPMGに入社した場合の年収

KPMGに第二新卒採用で入社した場合の年収は、550〜600万円くらいとなります。第二新卒採用でKPMGに入社すると、入社後12ヶ月間の職位はビジネスアナリストであり、その職位の平均年収が550〜600万円だからですね。

なお、30歳前後で年収1,000万円になるのが平均的なので、年収はかなり高い会社ですね

さて、第二新卒採用の選考内容は下記です↓

KPMGの第二新卒採用の選考内容

KPMGコンサルティングの第二新卒採用の選考は、書類選考と適性検査の後に、複数回の面接です。面接は2〜3回実施され、新規事業やサービスを題材にしたプレゼンが求められることもあります。

STEP

書類選考

履歴書と職務経歴書で書類選考を実施。

※選考時点で社会人経験が3年未満/経験社数1社以下の人が対象なので注意

STEP

Webテスト

KPMGコンサルティングの第二新卒採用のWebテストでは、玉手箱が出題されることが多いです。玉手箱は言語、非言語(計算)、英語、性格検査から構成されています。

対策には「これが本当のWebテストだ!【玉手箱・C-GAB編】」がオススメですね

STEP

面接

KPMGコンサルティングの第二新卒採用の面接は2〜3回実施されます。なお職種によっては新規事業やサービスを題材にしたプレゼンが求められることもあります。

職種ごとにどんな選考が実施されるかはネットでは完全に非公開。

あなたが応募する職種でどんな選考が実施されるのかをエージェントに事前に確認して対策しておかないと、エージェント経由で対策している人と比べて明らかに選考突破力が落ちるので注意です



対策のコツは下記↓

KPMGの第二新卒採用の対策方法

KPMGコンサルティングの第二新卒採用の対策方法は下記の2つがマストだなと↓

体験談も含め、サクッと解説します↓

対策方法①:
応募した職種の選考内容を事前に把握し対策しておく

(先ほども少し解説しましたが)KPMGの第二新卒採用は応募職種ごとに選考内容がかなり異なります。

が、面接に行くまで選考内容は分かりません(正確には、ネットには公開されていません)

例えば、ケース問題が出題される職種もあります↓

ケース問題とは

ケース問題とは、

  • 日本にあるピアノの数は?
  • 現在勤務している会社の売上を1.5倍にするには?
  • 市場Aの市場規模を2倍にするには?

などの問題が出題されます。

ハッキリ言いますが、対策しなければかなり優秀じゃないと確実に落ちます。

とはいえ、あなたが応募する職種でケース面接があるのか、あるいはプレゼンが求められるのか等は不明であり、ネットには情報がありません(あっても古い情報)

そのため、KPMGと繋がりが強い転職エージェントに事前に相談し、選考内容を把握しておかないと、対策もできずにぶっつけ本番になるので注意

なお「エージェント」と聞くと就活の頃の新卒エージェントを思い出し、印象もあまり良くないかも知れませんが、転職シーンでは転職エージェントはかなり一般的です。

実際、転職市場での転職エージェント利用率は51%であり、2人に1人が使っているくらいメジャーです(参考:prtimes

なお、エージェントは企業からしか報酬を受け取らないので、求職者側はもちろん無料です↓

転職エージェントとは

なお、KPMGへの転職サポートなら、無料のというエージェントが個人的にはおすすめですね。

KPMGと繋がりが強く、KPMGへの転職サポート実績がかなり豊富ですね。

【公式】https://my-vision.co.jp/

KPMG以外にも下記への紹介実績があるみたいです↓

MyVisionの紹介実績企業



対策方法②:
質疑応答のコツも事前に把握しておく

KPMGの質疑応答は、他のコンサルファームよりも高いレベルでロジカルさを求められるので、そのレベル感や回答のコツを事前に把握しておいた方がいいです。

私は一度落ちてから転職しましたが、初めて応募したときは公式サイトから直接応募し、リベンジの時はエージェント経由でした。

公式サイトからたった一人で応募していた自分に、下記の質問をぶつけてやりたいです↓

  • KPMGが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
  • KPMGの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
  • 他のコンサル会社よりも高いレベルでロジカルさを求められるけど、ちゃんとレベル感を把握できてる?
  • その応募職種では、ケース面接は出る?それとも何かのプレゼン?いずれにせよちゃんと模擬面接した?まさか本だけで対策しようとしてない?
  • 直接応募だと希望年収を面接で質問される可能性があるけど、いくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると容赦なく落とされるよ?

本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私はロジカルさには自信がありましたが、それでも落ちました。

でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。

エージェントに全て教えてもらって対策していたので、そりゃ合格しますよね。



ただし↓

KPMGコンサルティングの中途面接の対策の注意点

私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました

なお無料のはコンサル業界に特化しており、KPMGへの転職サポート実績が豊富なので、ここ一択だなと。

【公式】https://my-vision.co.jp/

まとめ:【体験談を解説】KPMGの第二新卒の選考フローと対策のコツ

まとめ
  • KPMGの第二新卒採用の選考フローは書類選考とWebテストの後に、2〜3回の面接がある
  • 職種によって面接内容は異なり、ケース面接が実施される職種もある。事前に転職エージェント(転職者の利用率は51%)に選考内容を確認し、対策しておかないと突破はかなり厳しい
  • 対策するなら、無料のが個人的におすすめ(KPMGへの転職サポート実績がとても多い)


運営者情報

当サイトは、厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得した株式会社Citruth(本社:東京都中央区)が運営しています。

社名株式会社Citruth
事業内容有料人材紹介事業
本社所在地〒104-0061
東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD.7階
店舗〒103-0003
東京都中央区日本橋横山町7-19 第35イチオクビル3F 3-7号室
資本金5,000,000円
設立2024年1月
法人番号7010001241593(国税庁法人番号公表サイト
経済産業省(gBizINFO)
厚生労働省
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人材サービス総合サイト
厚生労働省
特定募集情報等提供事業 届出受理番号
51-募-001189
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