ベイカレントでは1day選考会(特別選考)をたまに実施しています。
最大の山場はケース面接であり、一般的に中途の通過率は20〜30%と言われています。
元コンサルの立場から、ベイカレントの1day選考会(特別選考)の内容や突破するコツ、参加方法などを紹介しますね。
なお、ベイカレント・コンサルティングの中途の難易度が高い理由(転職難易度)は下記で解説しています↓
ベイカレントの1day選考会とは
ベイカレントの1day選考会とは、事前の書類選考とWebテストに通過した人が参加できる選考会です。
1日で選考プロセス(2〜3回の面接)を完了でき、当日中に結果が分かるので、忙しくて転職活動ができない人におすすめですね。
概要は下記↓
開催日 | 土日が多い |
---|---|
形式 | ベイカレント本社での対面開催 |
応募締切 | 開催日の約5営業日前 |
対象者 | ・4年制大学または高専を卒業された方 ・社会人経験3年目以上の方 ・直近1年でベイカレントへの応募履歴がない方 |
応募条件 | ・事前に必要書類を提出(履歴書、職務経歴書、事前アンケート) ・Webテストに通過すること |
内定結果の連絡 | 当日中 |
※なお、ベイカレントの中途のwebテスト(適性検査)の対策方法は下記で解説しています↓
ベイカレントの1day選考会(中途の特別選考)はどこから申し込める?
ベイカレントと繋がりが強いエージェント経由で申し込めます。
特にベイカレントと繋がりがめちゃくちゃ強く、1day選考会を定期的に開催しているのは無料のMyVisionですね。
【公式】https://my-vision.co.jp/
ベイカレントの1day選考会の内容(中途の特別選考)
ベイカレントの1day選考会の内容として、2〜3回の面接を1日で完了できます。また、希望者は下記2つに参加することもできます↓
- 現役社員のトークセッション(別日でオンライン開催)
- ケースワークとして、グループ制で戦略プロジェクトを体験し、現役社員からフィードバックをもらう(1day選考会の当日に開催)
希望者は上記に参加した上で、2〜3回の面接を受けます。
ベイカレントの1day選考会を突破するコツ
ベイカレントの1day選考会ではケース面接が実施される可能性が非常に高く、中途の通過率は一般的に20〜30%と言われています。
お題は会話の流れで決まったりしますが、
- カフェの利益率を20%改善するには?
- 現職の会社の売上をUPさせるには?
などの問題が出題されます。
流れは「出題される→5分考える→回答をプレゼン→面接官から回答について質問されるので対応」ですね。
- 「なぜその回答なのか?」
- 「論理的におかしな回答になっていないか?」
という観点でチェックされるので、しっかりと論理立てて説明する必要があります。
こうしたケース面接の対策には第三者との面接練習が必須です。
ベイカレントの1day選考会の前に、ケース面接対策をしておくべき
ケース面接では小手先のノウハウは通用しないので、ネットに記載されている過去問で対策しようとするのはNGです↓
私は一度落ちてから、リベンジでコンサルに転職しました。
初めて受けた際は、ケース面接対策はAmazonでポチった本でしか対策しませんでした(自信があり、少し舐めてました)
一次面接は通過はできましたが、実際はギリギリの通過だったなと振り返ると思います。今でも回答内容を覚えていますが、かなり弱い。面接官は相当優しい人だったから通過できたなと…
で、結局は次の最終面接で、質疑応答のさじ加減やコツを分かっていなかったのでボコボコに詰められて落ちました笑
その数年後にリベンジ合格するわけですが、リベンジの際はエージェントとケース面接練習をしていたので、かなり自信を持って回答できました(回答した時点でこれは通過したな、と確信するほど)
最終選考も、事前にエージェントから最新の面接突破テクや面接官の傾向まで教えてもらったので、本当に余裕でした(面接の最中に「ぜひ一緒に働きましょう」と言われたほど)
だからこそ、特にケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル面接の独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&それに対して面接官とディスカッションする」という経験ができず一発勝負になるからですね。
なおコンサル業界への転職にはエージェントのサポートが必須ですが、ベイカレント対策には無料のMyVisionが割とおすすめです。
コンサル業界に特化しているのと、ベイカレントへの転職支援実績がダントツに豊富だからですね。ベイカレントの1day選考会もMyVision経由で積極的に開催しています↓
【公式】https://my-vision.co.jp/
ベイカレント以外にも下記への紹介実績があるみたいです。
なおベイカレントの平均年収は1,074万円(平均年齢は31.4歳)。35歳頃には1,500万円も狙える会社ですね。
ケース面接は山場ですが、頑張りどころです◎
ベイカレントの1day選考会(中途の特別選考)に向けた参考情報
ベイカレントの参考情報を紹介しておきます↓
- ベイカレント・コンサルティングの特徴(他社との違い)
- ベイカレントの事例(プロジェクト例)
なお、評判は下記の記事で解説しています↓
参考:ベイカレントはクビと激務で後悔するからやばい?中途の年収も解説
ベイカレント・コンサルティングの特徴
ベイカレント・コンサルティングの特徴は下記です↓
テーマ | ベイカレントの特徴 |
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組織 | テーマや業界でコンサル部署が分割されていない(ワンプール制)のため、多様なプロジェクトを経験しやすい。 専門分野が決まっていない人にはありがたい制度。 |
案件の傾向 | システム案件よりも、戦略系の案件が豊富 |
研修 | コンサル未経験者向けの研修がかなり豊富(詳細:ベイカレントはコンサル未経験者向けの研修に注力) |
年収 | 平均年収は1,074万円(平均年齢は31.4歳)。35歳頃には1,500万円も狙える会社であり、戦略ファームと同等レベルで、とにかく高年収 |
ベイカレントの事例
ベイカレント・コンサルティングの「2023年2月期 通期決算説明会資料」によると、プロジェクト事例として下記が紹介されています↓
デジタル系
テーマ | 内容 |
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金融×キャッシュレス×デザイン | 長期的に高い顧客満足度を獲得するため、UX改善プロセスの構築 |
製薬×デジタル×市場調査 | 外資系企業の日本の先端デジタル医療機器事業市場参入のための計画策定 |
通信×メタバース×事業企画 | スマートシティ構想に向けたメタバース活用と、AI活用検証の計画策定 |
自動車×AI×事業創出 | 交通事故リスク削減に向け、AI活用ビジネスのモデル構築から実装支援 |
サステナビリティ系
テーマ | 内容 |
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エネルギー×ESG×実行支援 | 洋上風力事業の実現に向けたスキーム形成、ネゴシエーション支援 |
金融×カーボンニュートラル | 将来的なソリューション販売を見越したTCFD対応方針の検討 |
ハイテク×EV×事業企画 | CO2削減に向けたEV車普及のための事業領域の検討とロードマップの策定 |
製造×ESG×サプライチェーンマネジメント | サプライヤーのESG評価やリスク管理の事業化の可能性検討 |
※参考:ベイカレント公式サイト
なお、面接突破のコツはベイカレントの中途面接とケース面接の難易度は高いで解説しています。
まとめ:ベイカレントの1day選考会(中途の特別選考)の内容
- ベイカレントの1day選考会(特別選考)に参加するには、事前の書類選考とwebテストに通過する必要がある
- ベイカレントと強い繋がりがあるエージェント経由で申し込める(定期的に開催しているのは無料のMyVision)
- 1day選考会ではケース面接(中途の通過率は20〜30%以下)が実施される可能性が高く、事前に模擬ケース面接をしておかないと、明らかに他の応募者よりも選考突破力が低くなる
- 無料のMyVisionなら、模擬ケース面接対策を複数回も対応してくれるので、個人的にはおすすめ