野村総合研究所の第二新卒の難易度は非常に高いです。人気企業なので倍率は数十倍と言われており、必然的に面接内容も難しいものとなっているからです。

この記事では、NRIの第二新卒採用の詳細な内容と対策のコツを紹介しますね
- 経歴:事業会社→最終選考落ち→2年後、リベンジでコンサル転職成功
- 私の失敗談も含め、NRIに転職するコツを解説します
なお、野村総合研究所はやめとけ?後悔する?という噂については下記で解説しています↓

野村総合研究所の第二新卒の難易度が高い理由
野村総合研究所の第二新卒の難易度が高い理由は下記の3つです↓
- 人気企業であるため倍率が高い
- 面接の難易度が高い
- 求める人物像のレベルが高い
サクッと解説します↓
第二新卒の難易度が高い理由①:
人気企業であるため倍率が高い
野村総合研究所は人気企業であるため、入社倍率は数十倍と言われています。
これにより入社の難易度も高いと言われています。
第二新卒の難易度が高い理由②:
面接の難易度が高い
入社倍率が高いため、必然的に面接の難易度も高くなります。
特にコンサル職でほぼ確実に実施されるケース面接の突破率は一般的に20〜30%と言われており、対策しなければ突破は厳しいです。
突破のコツは後半(野村総合研究所の第二新卒の選考対策のコツ)で解説しています。
第二新卒の難易度が高い理由③:
求める人物像のレベルが高い
野村総合研究所は官公庁系や大手企業のプロジェクトが多いため、業務の難易度が高く、必然的に求める人物像のレベルも高くなっています。

応募条件は下記↓
野村総合研究所の第二新卒の応募条件
野村総合研究所の第二新卒の応募条件は下記です↓
- 4年生大学以上を卒業
- 社会人経験:半年以上、3年未満
- コンサル経験:不要
※なお社会人経験が3年以上の場合はNRIの中途採用での応募になります。面接内容は下記↓
の中途の適性検査のWebテストと面接の体験談.png)
さて、第二新卒の募集職種は5つで、平均年収も高いようですね↓
野村総合研究所の第二新卒の求人情報
野村総合研究所の第二新卒の求人情報について、ここでは下記を紹介します↓
野村総合研究所の第二新卒の募集要項
募集要項は下記です↓
職種 | ・経営コンサルタント ・アプリケーションエンジニア ・テクニカルエンジニア ・セキュリティスペシャリスト ・経理スペシャリスト |
---|---|
職務内容 | 〇経営コンサルタント 「変革のパートナー」として、あらゆる業界の顧客が抱える様々な課題に対峙し、コンサルティングを行う。(企業の戦略策定や業務改革、官公庁の政策提言等) 〇アプリケーションエンジニア 金融・流通・産業など、顧客業務の課題解決や新しい付加価値・ビジネスの創造を目的としたシステムの企画・設計および開発を行う。 〇テクニカルエンジニア クラウド、オンプレミスを活用したIT基盤の設計・構築・運用や、システム開発の生産性を向上させるフレームワークや手法の開発といった、IT基盤サービスの提供を行う。 〇セキュリティスペシャリスト セキュリティコンサルティング、セキュリティ診断、セキュリティ監視、ソリューション開発というさまざまな業務分野において、セキュリティのプロフェッショナルとして社会と顧客をセキュリティリスクから守る。 〇経理スペシャリスト 本社部門および各事業部門において企業会計全般に関する業務を行う。 |
勤務地 | 国内外の事業所 |
年収 | 経験を踏まえ決定(500~800万円を想定) |
休日・休暇 | 土曜・日曜(完全週休2日制)、祝日、年末年始、暑中休暇(連続1週間)、リフレッシュ休暇(連続1週間)、年次有給休暇、産前・産後休暇、マタニティ有給休暇、パートナー出産休暇、介護休暇 ほか |
福利厚生 | 独身寮、住宅手当、財形貯蓄、各種社会保険、保養所(全国各地・ハワイ) ほか |
※参考:NRI採用サイト
研修内容
研修内容も充実しているようですね↓

※インストラクターとフォスターは現場の先輩社員が担当
※出所:公式サイト
平均年収
2024年3月期の有価証券報告書によると、野村総合研究所の平均年収は1,271万円であり、平均年齢は40.2歳とのことです。

さて、募集時期に注意です↓
野村総合研究所の第二新卒の募集時期
野村総合研究所の第二新卒採用は4月と10月入社のタイミングで募集されることが多いです。
ただし、これは「公式サイトから応募する場合」の話ですが、個人的には公式サイトからの応募はおすすめしていません↓
野村総合研究所は第二新卒採用だと4月か10月入社のタイミングでしか転職できず、これは個人的には大きなデメリットだなと。
とはいえ、エージェント経由であればいつでも入社できるので、これ一択だなと思っています。
公式サイトから直接応募するなんてデメリットだらけなんですよね。
直接応募のデメリット①:20代の貴重なキャリアが無駄になる
転職するつもりなのに4月か10月を待ち続けるなんてキャリア的に時間がもったいないのと、もし落ちたら待っていた時間が完全に無駄なんですよね。
しかもNRIは社会人経験が長くなるほど難易度が上がっていくので、第二新卒採用を諦めて中途採用(社会人経験3年以上)の枠を使おうと思っても、どんどん選考が厳しくなります。
直接応募のデメリット②:同年代が昇進していき、入社後にあなたの先輩や上司になる可能性(つまり生涯年収でも差が出る)
転職エージェント経由で転職していく同年代は、あなたよりも早くNRIに入社することになるので、当然あなたよりも経験を積み、早く昇進し、年収もUPしていきます。
あなたが入社し、一緒に働く頃には、あなたの上司になっている可能性だって十分にあり得ます。
直接応募のデメリット③:選考突破力が明らかに低い
公式サイトから直接応募するとケース面接対策ができないので、エージェント経由で応募している人より選考通過スキルが明らかに低くなります。
一方、エージェント経由であればいつでも野村総合研究所に応募できることに加え、
ケース面接対策もガッツリやってくれる&過去の質疑応答データも全部共有してくれるので、内定率が明らかにUPします。
「単に応募経路が異なっただけ」で、大きすぎる差ができるんですよね。
しかも直接応募は、ネットで古い情報を探して、たった一人で選考に挑むことになります。
エージェントに選考のコツをガッツリ教えてもらった方がどう考えても通過率がUPするので、公式サイト経由で応募するなんて、全くメリットが分からないなと。

なお、個人的には「就活」でエージェントは不要だと思っています。
が、転職ではエージェントを使う人は51%であり、2人に1人が使っているんですよね(参考:prtimes)
ちなみにNRIへの転職でエージェントを使うなら、無料のMyVision(マイビジョン)が割とおすすめですね。
下記の企業出身者が多数在籍しており、NRIへの転職サポート実績もかなり豊富です↓

【公式】https://my-vision.co.jp/
野村総合研究所の第二新卒の選考内容
NRIの第二新卒の選考では、書類選考(履歴書と職務経歴書)と適性検査の後に、複数回の面接が実施されます(グループディスカッションとケース面接が実施される可能性が高い)
書類選考
履歴書と職務経歴書で書類選考を実施。
※選考時点で社会人経験が半年以上かつ3年未満の人が対象なので注意
Webテスト
NRIの第二新卒採用のWebテストでは、SPIが出題されることが多いです。言語、非言語(計算)、性格検査から構成されています。
対策には「これが本当の転職者用SPI3だ!」がおすすめですね。新卒向けのSPIではなく、転職用に特化しています。
面接
3~4次面接まで実施されることがほとんどであり、個人面接、グループディスカッション、ケース面接などが実施されます。
未経験でも応募OKですが、業務に関する知識を問うような質問もされるので注意です。

難易度は高いですが、突破すれば平均年収1,271万円の環境に入れるので、頑張りどころ◎
対策のコツは下記↓
野村総合研究所に第二新卒の対策方法
野村総合研究所の第二新卒の選考フローを踏まえ、入社するコツは下記です↓
- コンサルタント職に応募するなら:模擬ケース面接対策が必須
- 全職種:過去の質疑応答の内容&コツを把握しておく(専門知識の質問など)
サクッと解説します↓
コンサルタント職に応募するなら:
模擬ケース面接対策が必須
コンサルタント職はほぼ確実にケース問題が出題されます↓
ケース問題とは、
- A市の観光市場規模を2倍にするには?
- 現在勤務している会社の売上を1.5倍にするには?
などの問題が出題されます。
ハッキリ言いますが、対策しなければかなり優秀じゃないと確実に落ちます。

実際、私もAmazonでポチった本だけで対策し落ちました…
(2年後にエージェント経由でリベンジ合格&入社)
だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル面接の独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&それに対して面接官とディスカッションする」という経験ができず一発勝負になるからですね。
模擬ケース面接をした候補者に比べて、明らかに選考突破力が低くなってしまいます。
なおケース対策には、無料のMyVision(マイビジョン)が個人的におすすめですね。NRIへの転職サポート実績がとても多いです。
転職エージェントではなく、ケース面接対策サービスなどを利用すると5万円くらいかかるので絶対NGです。
コンサル特化のエージェントであれば、普通に無料で模擬ケース面接をしてくれますよ
なお、先ほど紹介した、無料のMyVision(マイビジョン)は複数回も無料で模擬面接してくれるので、コンサル特化エージェントの中でもかなり手厚いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
全職種:
過去の質疑応答の内容と回答のコツを把握しておく
NRIの第二新卒採用は未経験でも当然OKなんですが、面接では業務に関する知識を問う質問がされます。
これは新卒採用でも同様で、「そのくらい事前に勉強しているよね」というスタンスなんですね。
また、どんな回答をするとNRIの面接官に好まれるかなども把握しておいたほうが合理的です。
こうしたデータは無料のエージェントを使えばすべて共有してくれます。
- どの質問に、どんな回答をした人が内定しやすいのか
- NRIはどんな質問を通して、どんな点をチェックしているのか
- どんな回答をすると落ちやすいのか
こうしたデータをすべて無料で共有してもらって対策したほうが、どう考えても手っ取り早いですよね。
わりとおすすめなのはMyVision(マイビジョン)で、NRIへの転職サポート実績がとても多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
NRI以外にも下記への紹介実績があるみたいですね。

【公式】https://my-vision.co.jp/
なお、エージェントは企業からしか報酬を受け取らないので、求職者側はもちろん無料です↓

※なお、先ほど紹介した無料のMyVision(マイビジョン)はNRIと繋がりが強く、NRIへの転職サポート実績もかなり豊富らしいですね。
【公式】https://my-vision.co.jp/
野村総合研究所が第二新卒で求める人物像
野村総合研究所が求める人物像として、下記が記載されていました↓
NRIが求める人材は、学ぶ意欲があり、成長することに対して貪欲である人です。学生の方の中には、目指すキャリアの方向性が明確でない人もいるかもしれません。やりたいことが見出せていない人もいるでしょう。しかしそれは必ずしも重要でありません。学ぶことと成長することに貪欲である人は、必然的に仕事に真摯に取り組みますし、その過程で自らのキャリアの方向性を考えても遅くはありません。
※引用元:NRI採用サイト
野村総合研究所の第二新卒の面接で聞かれること
NRIの第二新卒の面接では、下記の質問をされることが多いです↓
- 転職理由
- 志望理由
- 他社ではなくなぜNRIなのか
- 入社後にどんな仕事に関わりたいか
- 一次面接の感想と自己評価
- チームワークの経験を教えてください
- 何か質問はあるか
野村総合研究所の会社概要
名称 | 株式会社野村総合研究所 |
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代表者 | 代表取締役社長:柳澤 花芽 |
従業員数 | 7,206人(NRIグループ 16,708人) 2024年3月31日現在 |
所在地(本社) | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ |
まとめ:NRI(野村総合研究所)の第二新卒の選考フローと難易度
- NRIの第二新卒採用の選考フローは書類選考とWebテストの後に、3〜4回の面接がある
- 職種によって面接内容は異なり、ケース面接が実施される職種もある。職種に関する専門知識を問われるので、事前に転職エージェント(転職者の利用率は51%)に選考内容を確認しておくべき
- NRIの第二新卒採用の対策をするなら、無料のMyVision(マイビジョン)が個人的におすすめ(NRIへの転職サポート実績がとても多い)