※人事面接で「配属先の可能性が複数ある」と判断された場合は、各現場社員と面接をしてもらうことになるので、面接回数が増える人も居ます

選考フローの詳細は下記↓
- 書類選考(履歴書と職務経歴書)
- 適性検査(Webテスト)
- 人事面接
- 選考課題の提出(コンサルは論述試験、エンジニアはコーディング試験が実施される可能性が高い)
- 現場社員との面接
- 最終面接
※上記フローが主流ですが、職種によってかなり選考フローが変化するので注意
重要なのは論述試験の対策。対策方法は後半で解説(NRIの中途の面接を突破するコツ)しますが、
先にネタバレすると対策のポイントは下記↓
職種 | 選考課題 |
---|---|
コンサルタント | 論述試験 |
エンジニア | コーディング |
特にコンサルタントの論述試験では下記が実施されます↓
- 特定のテーマが与えられ、その内容をもとにPowerPointで資料を作成し提出
- 次回面接時にパワポデータをもとに面接官とディスカッションを実施
※例えばNRIのレポートをもとに、実在する企業に提言する資料を作成する等
はっきり言って、対策しないと相当優秀じゃない限り確実にマイナス評価になります。

現役コンサルが満足するような回答資料なんて、まず間違いなく作れません。
いかに「いい線いっている資料を作り、マイナス評価を受けないか」が重要。
だからこそ、絶対に第三者に添削してもらう&プロと模擬ディスカッションをしておいた方がいいです。
一人で資料を作成すると、コンサル面接という独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&面接官と建設的にディスカッションする」という経験ができず、本番一発勝負になるからですね。
プロによる添削&模擬ディスカッションをした候補者に比べて、明らかに選考突破力が低くなってしまいます。
なおNRIの論述試験の対策には、無料のMyVision(マイビジョン)が個人的におすすめですね。NRIへの転職サポート実績がかなり多いです。
NRI以外にも下記への紹介実績があるみたいですね。

【公式】https://my-vision.co.jp/
なお、ハイクラス転職を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはNRIに全然詳しくない&NRIのレベルに対応できる担当者が居ないので、選考対策のコツとかNRI対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、ハイクラスに特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これでは対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なお、先ほど紹介したMyVision(マイビジョン)はハイクラス転職に特化しているので、わりとおすすめです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/

なお、NRIのコンサル職は未経験者でも大歓迎というスタンスなので、魅力的な経歴やスキルであればチャンスです
- 経歴:事業会社→コンサル転職にチャレンジし最終選考落ち→数年後、外資コンサルへ転職成功→現在は独立
- 私自身の失敗談も含め、NRI社員へのインタビューを元に解説しますね
野村総合研究所(NRI)の中途の適性検査はWebテスト
野村総合研究所(NRI)の中途採用は適性検査としてWebテストがあり、玉手箱が出題されることが多いです。玉手箱は「論理的読解+計算+性格テスト」の3構成で実施され、論理的思考を問われる問題が多いのが特徴。
対策には「これが本当のWebテストだ!【玉手箱・C-GAB編】」がオススメですね
科目 | 問題数 |
---|---|
論理的読解 | 52問 |
計算 | 35問 |
性格 | 68問 |
※とはいえ検査内容は職種や応募年度で変化するため、確実に上記内容とは言い切れません
NRIの中途採用のwebテストの形式
NRIの中途採用のWebテストの具体的な内容は下記です↓
場所 | 自宅(自身のPC) |
---|---|
形式 | 玉手箱 |
時間 | 90分 |
内容 | 論理的読解(25分) |
計算(35分) | |
性格(30分) |
野村総合研究所の中途採用で筆記試験はある?
野村総合研究所の中途採用で筆記試験が実施されたという話はほとんど聞きません。ただし、選考の後半で論述試験が実施される可能性は高いです。
論述試験は人事面接の後に選考課題として出題されます↓
NRIの中途の面接の内容
NRIの中途の面接内容は下記↓
人事面接
NRIの人事面接では本人の希望と専門性をもとに、配属先の適性が判断されます。

ここで配属候補が複数あると判断された場合、各現場社員の面接することになるので、面接回数が増えます(マイナスではなく、むしろ良い傾向です)
面接の形式は下記↓
形式 | 面接官1人:あなた |
---|---|
面接官 | 人事担当 |
場所 | リモート、または対面 |
選考課題
NRIの中途採用では、人事面接のあとに選考課題が出されることがあります。この課題を事前に提出した上で、次回の面接に挑むことになります。
内容は職種によって異なり、例えば下記↓
職種 | 選考課題 |
---|---|
コンサルタント | 論述試験 |
エンジニア | コーディング |
特にコンサルタントの論述試験では、特定のテーマが与えられ、その内容をもとにPowerPointで資料を作成し提出。次回面接時にパワポデータをもとに面接官とディスカッションを実施します。
※例えばNRIのレポートをもとに、実在する企業に提言する資料を作成する等
また、選考課題とは別ですが、次回の面接前に事前に面接官への質問を送付することもあります。
現場社員との面接(1~2回の面接)
配属候補先の管理職と1~2回の面接をします。なおコンサルタント職であってもフェルミ推定などの問題は出題されないが多いですが、事前に提出した論述問題の回答内容についてディスカッションは実施されます。
※対策方法は後半で解説してます:NRIの中途面接の対策方法
形式は下記↓
形式 | 面接官2~3人:あなた |
---|---|
面接官 | マネージャーや部長クラス |
場所 | リモート、または対面 |
雰囲気 | 厳しい |
最終面接(役員面接)
NRIの最終面接は役員面接となります。
最終面接の形式
形式は下記↓
形式 | 面接官1~3人:あなた |
---|---|
面接官 | 役員クラス |
場所 | リモート、または対面 |
NRIの中途の最終面接の通過率
NRIの中途の最終面接の通過率は公表されていませんが、50%前後と言われています。NRIは選考の前半ほど通過率が低いので、最終面接の通過率は比較的高めと言われています。
※NRIの面接のコツは後半(NRIの中途の面接を突破するコツ)で解説してます

なお質問されることは下記↓
野村総合研究所への転職の面接で聞かれること
野村総合研究所の中途面接では下記の質問をされることが多いです↓
- なぜコンサルタントになりたいか
- なぜ現職や前職を選んだのか
- 前職の経験をどうNRIで活かせるか
- 前職をコンサルするならどうするか
- キャリアで大切にしていることは何か
- 希望している部署以外に配属になったらどうするか
- コンサルタントにできることは何だと思うか
- 得意なことは何か
- データ分析は好きか
- 他にどんな会社を受けているか
- なぜ他社ではなくNRIなのか
- これまでの業務で大変だったことは何か
- 志望理由
- 逆質問(冒頭から逆質問の時間が10~15分あることも)
- なぜNRIなのか
- NRIのどんなところが魅力的か
- NRIの弱みは何か
- NRIのソリューションはどんな企業で使われているか
- なぜIT業界で働きたいのか
- 入社を希望する理由と、現職ではダメな理由は何か
- 周囲からどんな人と言われるか
- やりたいことはあるか
- 携わりたい業務領域はどこか
- どんなプロジェクトをしたいか
- 5年後にどうなっていたいか
代表的なものだけ、サクッと回答例を紹介します↓
前職の経験をどうNRIで活かせるか
NRIはこの質問を割と重視しています。回答例は下記↓
「はい。私はこれまでカスタマーサクセス部署で働いてきたので、そこで得た経験を活かせるのではと考えております。
これまでいくつかのプロジェクトを経験しましたが、特にカスタマーサクセスの現場で得られたデータを戦略部署へ連携するための業務要件とシステム要件を整理したプロジェクト経験は、他の企業にも活かせるのではと考えております。
とはいえ、これまでの経験に固執することなくフラットな立場からプロジェクトに参加し、多様なプロジェクト経験を積んでいきたいと考えております。」
他にどんな会社を受けているか
この質問の前に、おそらく転職の軸や志望動機について質問されているはずなので、その内容と整合性が取れるようにしましょう。矛盾するとガンガンに突っ込まれるので注意です。

例えばコンサルタント職への転職を重視しているのに、営業っぽい職業の選考を受けていると矛盾するのでNG、みたいなイメージです
回答例は下記↓
「はい。貴社以外では2社の選考が進んでおり、どちらもBig4系のコンサルティング会社となっております。
ただし私はITコンサルに強みを持つ会社への転職を希望しているので、もし貴社にご縁をいただけた場合、他社は選考辞退をする予定です。他の2社もITやデジタル領域へのコンサルティングに取り組んではいますが、貴社ほどの規模には至っていないため、案件の数にも限りがあるとエージェントから伺っているためです。」
これまでの業務で大変だったことは何か
コンサルタント職は特に粘り強さを重視しているので、その点をチェックするための質問ですね。
回答例は下記↓
「はい。プロジェクト課題の設定シーンにおいて、浅い課題を設定してしまい、軌道修正した経験があります。
具体的にご説明します。そのプロジェクトのクライアントはtoC向けサービス企業におけるカスタマーサポート部門でした。そこの上層部の方々はカスタマーサポートの品質向上を希望しており、その手段として熟練スタッフの対応方法をもとにしたマニュアル整備と、その再現性UPに向けたシステム構築が依頼内容でした。
私は上層部へのヒアリングをもとに課題を設定し、早速熟練スタッフの対応方法について整理を進めました。しかし進めるうちに、課題の本質は現場の対応レベルの不安定さにあるのではなく、スタッフ人数の不足によるものだと分かりました。
その時点でプロジェクトは初期フェーズの中盤まで進んでしまっていましたが、クライアントの上層部に相談し、改めて現場スタッフへの詳細なヒアリングから着手し、課題の真因を探っていきたいと打診し、了承されました。
結果的に、現場の人員増加に向けた採用活動と、システムによる一部業務の自動化という2軸でプロジェクトを再定義し、改めてスタートとなりました。
大変な業務でしたが、この経験により顧客の依頼をそのまま鵜呑みにするのではなく、現場などへの詳細なヒアリングをもとに、課題の真因を探ることの重要性を学びました。」
野村総合研究所の中途の面接を突破するコツ
NRIの中途面接のコツは下記です↓
- テンポ良く素早い回答を意識する
- 主張に一貫性を持ち、ロジカルに回答する
- 論述問題は第三者のプロと対策する(有料は絶対不要。必ず無料のものを使う)
- 仕事内容を事前にリサーチし、質問されることを把握しておく
サクッと解説します↓
テンポ良く素早い回答を意識する
NRIの中途面接では矢継ぎ早に質問が飛んでくるという意見が多いです。頭の回転をチェックされているので、サクサク答えることが重要。
なおコンサルタント職は単に頭の回転だけでなくコミュニケーション能力も重視されており、相手の意図を組んで分かりやすく伝えるスキルもチェックされているので注意です。
主張に一貫性を持ち、ロジカルに回答する
回答内容が矛盾しないように、一貫した主張をロジカルに展開するスキルもかなりチェックされています。
なおストレス耐性のチェックも兼ねており、詰め気味に質問されるケースが多いので注意。

難易度は高いですが、突破すれば平均年収1,271万円の環境に入れるので、頑張りどころ◎
さて、最も大事なのは次です↓
論述問題は第三者のプロと対策する
NRIは人事面接の後に論述問題が出されます↓
職種 | 選考課題 |
---|---|
コンサルタント | 論述試験 |
エンジニア | コーディング |
特にコンサルタントの論述試験では下記が実施されます↓
- 特定のテーマが与えられ、その内容をもとにPowerPointで資料を作成し提出
- 次回面接時にパワポデータをもとに面接官とディスカッションを実施
※例えばNRIのレポートをもとに、実在する企業に提言する資料を作成する等
はっきり言って、対策しないと相当優秀じゃない限り確実にマイナス評価になります。

現役コンサルが満足するような回答資料なんて、まず間違いなく作れません。
いかに「いい線いっている資料を作り、マイナス評価を受けないか」が重要。
だからこそ、絶対に第三者に添削してもらう&プロと一度は模擬ディスカッションをしておいた方がいいです。
一人で資料を作成すると、コンサル面接という独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&面接官と建設的にディスカッションする」という経験ができず、本番一発勝負になるからですね。
プロによる添削&模擬ディスカッションをした候補者に比べて、明らかに選考突破力が低くなってしまいます。
なおNRIの論述試験の対策には、無料のMyVision(マイビジョン)が個人的におすすめですね。NRIへの転職サポート実績がかなり多いです。
下記の企業出身者が多数在籍しており、かなり筋の良い対策ができます↓

【公式】https://my-vision.co.jp/
仕事内容を事前にリサーチし、質問されることを把握しておく
NRIは応募職種における仕事内容を具体的にイメージできているかをチェックしており、「そのくらいは事前にリサーチしてるよね」というスタンスで質問してきます。
難関企業への転職にエージェントは必須ですが、あなたの職種でどんな質問がされるかはエージェントに全部教えてもらい準備しておいたほうがいいです。
実際、私は一度落ちてからリベンジで転職しましたが、初回は公式サイトから自分で応募して、リベンジの時はエージェント経由でした。
公式サイトから一人で直接応募をしてしまった自分に下記の質問をぶつけてやりたいです↓
- NRIが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
- NRIの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
- NRIの中途面接で出題される論述試験の回答を、まさか自分ひとりで作成しようとしてない?エージェントは無料で通過しやすい構成を教えてくれるよ
- 希望年収はいくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると落とされるリスクがあるよ?
- 難関企業への転職なんだから、他の候補者は当たり前にエージェントを使って対策してくるのに、自分一人で応募して大丈夫なの?
本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私は就活の経験を踏まえ面接に自信がありましたが、それでも落ちました。
でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。
「これ進◯ゼミでやったところだ!」状態だったので、
1次面接が終わった時点で「これは面接突破しただろうな」と確信していました
結果的に年収は2倍になり、20代で800〜900万円くらいになりました。
なおリベンジ合格した際は転職エージェントを使いました。先ほど少し解説しましたが、
- NRIの面接はどんな回答をすると通過しやすいか?好まれる回答のパターン
- 難関である論述試験の回答資料を作成するコツ&ディスカッションを突破するコツ(模擬面接も)
- 希望年収を質問された際に、いくらと回答すれば落とされないか
とか、全部教えて貰ったのでそりゃ合格しますよね。
正直、「エージェントを使って応募すると、こんなにネタバレしてくれるのかよ…」と、むしろ悔しかったですね。
コンサル転職にエージェントは必須なので、他の応募者は当たり前にエージェントを使って対策してくるんだから、
たった一人で直接応募よりも、エージェントにネタバレしてもらって応募した方がどう考えても内定しやすいに決まってますよね。
わりとおすすめなのはMyVision(マイビジョン)で、NRIへの転職サポート実績がかなり多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
NRI以外にも下記への紹介実績があるみたいですね。

【公式】https://my-vision.co.jp/
野村総合研究所について
参考として、野村総合研究所の企業データを紹介しておきます↓
名称 | 株式会社野村総合研究所 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長:柳澤 花芽 |
創業 | 1965年4月1日 |
資本金 | 25,655,413,800円 |
従業員数 | 7,206人(NRIグループ 16,708人) 2024年3月31日現在 |
所在地(本社) | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ |
HP | https://www.nri.com/jp/index.html |
なお、社会人経験が半年以上&3年未満の場合はNRIの第二新卒採用に応募できます。詳しくは下記↓
の第二新卒の選考フローと難易度.png)
野村総合研究所の年収
野村総合研究所の平均年収は1,271万円です。なお平均年齢は40.2歳。
その他、NRIの評判は下記で解説しています↓

事業内容
NRIはコンサルティング事業とITソリューション事業を主軸にしています↓

※出所:NRI統合レポート2024
売上の推移
NRIの売上は7,365億円です。その他データは下記↓

※出所:NRI統合レポート2024
NRIに向いている人
NRIに向いている人の特徴は下記↓
- チームワークを大切にしている人
- 相手の意図を組んで、分かりやすく伝えるスキルがある人(特にコンサル職)
- 外資系企業のような短期離職を繰り返すキャリアではなく、長く働きたいと考えている人
まとめ:NRI(野村総研)の中途の適性検査のWebテストと面接の体験談
- NRIの中途採用の選考フローは書類選考とWebテストの後に、3〜4回の面接がある
- 選考課題が出されることが多く、特にコンサルタント職は、事前に提出した選考課題の回答データをもとに面接でディスカッションすることが多い
- 選考課題の資料作成のコツなど、NRIの中途採用の対策をするなら無料のMyVision(マイビジョン)が個人的におすすめ(NRIへの転職サポート実績がとても多い)