クニエの中途採用の選考フローは、書類選考の後に1〜2次面接を実施し、適性検査としてWebテストを受験した後に最終面接があります。面接回数は2~3回が一般的です。
- 書類選考(履歴書と職務経歴書)
- 1次面接
- 2次面接(ケース面接が実施される可能性が高い)
- 適性検査(Webテスト)
- 最終面接
クニエの中途面接はコンサル経験者と未経験者で選考フローがかなり異なります。
未経験の場合はケース面接やフェルミ推定が実施される可能性が非常に高いので注意。
コンサル経験者の場合は面接が1回だけの場合もありますが、経験が浅い場合はケース面接が実施されます。
対策のコツは後半(クニエの中途面接の対策方法)で解説します
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まず先にWeb適性検査について解説しておきます↓
クニエの中途の適性検査はWebテスト
クニエの中途採用では適性検査としてWebテストがあります。独自のテスト内容と言われていますがSPIと似ており、言語、計算、英語、性格検査から構成されています。
参考として、SPIの内容は下記↓
科目 | 時間 |
---|---|
言語分野(国語) | 35分 |
非言語分野(数学) | |
英語 | 20分 |
性格検査 | 30分 |
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クニエは1,2次面接の後にWeb適性検査が実施されるのが特徴的ですね
そして、クニエの最終面接は落とされることが少ないです。
すなわち、特に対策すべきは1,2次面接です↓
クニエの中途面接で聞かれた質問
クニエの中途面接のビヘイビア質問(ケース問題などではない一般的な質問)で聞かれやすいものは下記です↓
- 志望動機は?
- 英語で自己紹介をしてください
- なぜクニエなのか?
- あなたの強みと弱みは?
- 入社してからやりたいことは?
- クニエで実現したいことはなにか?
- 長期出張は可能か?
- 転職理由は?
- パフォーマンスに問題がある部下にどう対処するか
- これまでの実績や失敗の要因は何だったか
- なぜコンサルタントになりたいのか
- 入社してから活かせる経験
- 日本経済を発展させるにはどうすべきか
- 大変だったプロジェクトとその理由
- 意見が対立した際、どう対処してきたか
- 逆質問(30分)
※「なぜコンサルタントになりたいのか?」等の質問はコンサル未経験者向けの質問ですね
クニエのビヘイビア質問ではカルチャーフィットや入社意欲、そしてロジカルさをかなりチェックされるので注意。
さて、特に重視されてる質問への回答例は下記↓
なぜクニエなのか
回答例は下記↓
「はい。御社は大手製造業における商品開発や生産プロセスの革新をリードしている点に、他社にはない大きな魅力を感じています。
私がこれまで携わってきたプロジェクトは製造業における製品開発プロセスの改善や生産性の向上、コスト削減といったテーマであり、御社の得意領域に非常に近しいと考えております。そのため、これまでの経験を活かせるのではないかと考えて、他社ではなく御社を志望しております。」
クニエで実現したいことはなにか
回答例は下記↓
「はい。特に製造業における設計開発の効率化を通して、日本の産業発展における基盤整備に貢献したいと考えています。
というのも、前職で私は中堅自動車部品メーカーの設計開発フロー統合プロジェクトに携わりました。このプロジェクトでは、設計から試作、量産に至るまでのプロセスが部門間で断片化されている課題がありました。そこで各部門の業務整理、およびニーズをヒアリングし、プロセスを統合するためのデジタルツール導入を提案しました。その結果、設計開発に要する期間の短縮や開発コストの削減、品質向上を実現することができました。この経験を活かし、御社のクライアント企業でも同様の成果を上げるサポートをしたいと考えています。」
さて、クニエの面接の山場は下記です↓
クニエの中途面接の対策方法
クニエの中途面接の山場は完全にケース面接(またはフェルミ推定)です。
特にコンサル未経験者の場合はほぼ確実に出題され、中には2問も出題される人も居ます。
コンサル経験者であっても「クライアント向け提案資料を30分で作成してプレゼンしてください」といった問題が出題されることもあるので注意。

難易度は高いですが、クニエは20台後半には年収1,000万円、30代では2,000万円になることもある高年収企業なので、ふんばりどころ◎
さて、具体的に質問されることは↓
お題は固定されておらず、毎回異なりますが、
- ハンバーガーチェーンの売上を2倍にするには?
- 日本にある発電所の数は?(フェルミ推定)
などの問題が出題されます。
流れは「出題される→数分考える→回答をプレゼン→面接官から回答について質問されるので対応」ですね。
- 「論理的におかしな回答になっていないか?」
- 「なぜその回答なのか?」
という観点でチェックされるので、しっかりと論理立てて説明する必要があります。
なおクニエのケース面接の通過率は公表されていませんが、一般的にケース面接の通過率は20〜30%と言われています。
特にコンサル未経験で対策しない場合、突破はかなり難しいです。
だからこそ、第三者との模擬ケース面接をしておいたほうがいい。というか必須です。
本だけで対策すると、コンサル面接という独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&面接官と建設的にディスカッションする」という経験ができず、本番一発勝負になるからですね。
小手先のノウハウは通用しないので、ネットに記載されている過去問で対策しようとするのはNG

実際、私も初めてチャレンジした時は、Amazonで買った本だけで対策し落ちました…
(2年後にエージェント経由でリベンジ合格&入社)
クニエのようなハイクラス企業にはエージェント経由で応募してくる人がほとんど。
エージェントと模擬ケース面接をしたり、面接のコツを教えてもらった候補者に比べて、明らかに選考突破力が低くなってしまいます。
なおコンサル業界への転職にはエージェントのサポートが必須ですが、クニエ対策には完全無料のMyVision(マイビジョン)が割とおすすめですね。
コンサル業界に特化しているのと、クニエへの転職支援実績がとても豊富です。
クニエ出身者も在籍しているようですね↓

※MyVision在籍者の出身ファーム一覧
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なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかクニエ対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なのでクニエ対策なら、先ほど紹介した無料のMyVision(マイビジョン)一択かな〜と。コンサル業界に特化しているのと、クニエへの転職支援実績がとても豊富だからですね。
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クニエの中途の1次面接
クニエの中途の1次面接の形式は下記↓
形式 | 1~2:1(面接官1~2人:あなた) |
---|---|
場所 | オンライン、または対面 |
面接官 | マネージャーやディレクターなど |
面接時間 | 1時間 |
※なお、コンサル経験者の場合は1次面接が実質的な最終面接となり、パートナークラスが面接官になることもあるので注意。
クニエの中途の2次面接
クニエの中途の2次面接の形式は下記↓
形式 | 1~2:1(面接官1~2人:あなた) |
---|---|
場所 | 対面が多い |
面接官 | マネージングディレクターやプリンシパルなど |
面接時間 | 1時間(30分ほどケース面接が実施される可能性が高い) |
対策のコツは先ほど解説した通りです:クニエの中途面接の対策方法
クニエの中途の最終面接
クニエの中途の最終面接の形式は下記↓
形式 | 1~2:1(面接官1~2人:あなた) |
---|---|
場所 | 対面が多い |
面接官 | シニアマネージャー、プリンシパル、パートナーなど |
面接時間 | 10分~1時間 |
まとめ:クニエの中途の適性検査のWebテストと面接のコツ
- クニエの中途の適性検査はWebテストが独自の内容で実施され、内容はSPIに似ている
- コンサル未経験の場合はほぼ確実にケース面接やフェルミ推定が出題される。第三者と模擬ケース面接を絶対にしておいた方がいい
- 対策するなら、無料のMyVision(マイビジョン)が個人的におすすめ(クニエへの転職サポート実績がとても多い)
※関連:クニエ採用サイト