ベイカレントのリファラル採用とは、社員の紹介から人材を採用する活動を指します。ベイカレントのリファラル採用の合格率は公開されていませんが、リファラル採用だからといって合格率がUPする可能性は高くありません。
個人的に、私はリファラル採用での応募はおすすめしません。応募する人にはメリットが少ないからですね。
この理由も含め、この記事ではリファラル採用の良い点や課題を解説します。
- 経歴：事業会社→コンサル転職にチャレンジし最終選考落ち→数年後、転職成功
- 私自身の失敗談も含め解説します
- リファラル応募だと「優遇される＆内定しやすい」なんてあり得ない
- 紹介した社員には数十万円の報酬があるが、応募者側にメリットが少ない
- ほぼ確実に実施されるケース面接（通過率は20〜30％）の対策（再現性のある対策）ができないので、エージェントなどで対策した候補者よりも明らかに選考突破力が劣る
- 私が合格した時は、エージェントとケース面接対策をした＆「面接で好まれる回答のコツ」を全て教えてもらった
なおベイカレントの面接対策には、無料のMyVisionが個人的にオススメですね。ベイカレントへの紹介実績がかなり多いです。
ベイカレントへの転職と言えばまずはここですね。
ベイカレントのリファラル採用とは
ベイカレントのリファラル採用とは、社員の紹介経由で人材を採用することを指します。採用となった場合、紹介した社員にはベイカレント・コンサルティングから数十万円の報酬が支払われます。
選考フローは一般的なフローと変わらないことが多いです↓
ベイカレントのリファラル採用の流れ
ベイカレント・コンサルティングのリファラル採用の流れは、社員の紹介経由で応募し、書類選考の後に2〜3回の面接が実施されます。
- 書類選考
- 1次面接（現場のマネージャークラス） ※ケース面接の可能性が高い
- 2次面接（パートナークラス）
※人によっては3次面接も有り
※ベイカレントの面接内容について、詳しくはベイカレントの中途のWebテスト(適性検査)と面接とケース面接のコツで解説してます
この採用方法、応募者にはメリットが少ないよな？と思うんですよね↓
ベイカレントのリファラル採用の合格率
ベイカレントのリファラル採用の合格率は公開されていませんが、リファラル応募だから合格率がUPするなんて可能性は低いです。
ベイカレントのリファラル採用でも合格率がUPするわけではない
リファラル採用について色々な噂があり、
- 「選考で優遇される…？」
- 「合格率がUPする…？」
なんて噂がありますが、元コンサルの立場からするとあり得ません。
もし皆さんがベイカレントの人事だったとして、社員の紹介というだけで選考で優遇しますかね？
超高年収で、高いスキルが求められるコンサルファームにおいて、そんな甘いことするわけがありません
「この人はリファラルでの応募だから、転職エージェントに高い紹介料を払う必要もないし、スキルが少しイマイチだけど採用しちゃおうかな」
なんてこと、リスクだらけですし、人事の責任問題になるので絶対にしません。あり得ません。
だからこそ自分の本来のスキルを100％で伝え、合格率をUPさせるための面接対策をしっかりすべきだと思います↓
ベイカレントのリファラル採用よりも合格率を上げるには
ベイカレントのリファラル採用は甘くないという話をしましたが、ではどう対策すればいいのか？
個人的に重要だと思うのは下記の2つです↓
- 元社員の話を聞く（ポジショントークにならない相手が大事）
- 正しい面接対策をする
次で詳しく解説しますが、リファラル応募だとこの対策が弱すぎるので、私はおすすめしていないんですよね↓
ベイカレントのリファラルの良い点と課題
リファラル経由で社員が入社すると、紹介した側の社員は数十万円の報酬を受け取れる＆ベイカレント側もエージェントに数百万円の紹介料を支払わなくて済み、採用費用が削減できるというメリットがあります。
ただし、応募者側には下記2つの課題があると思っています↓
対策方法も含めて、サクッと解説します↓
課題と対策①：
ポジショントーク抜きで、社員の話を聞けない
リアルな社風とかは現役社員に聞いたから大丈夫
という人がたまに居ますが、
社員はあなたが入社すれば数十万円も報酬が入るので、多少なりとも良い面を推してしまう可能性がありますよね。
そうでなくても、現在勤務しているので、客観的にマイナス面を把握しきれていないのでは？というリスクがあります。
一方でエージェントであれば、
- あなたがベイカレント以外に入社しても紹介料は大きく変わらないので、他社コンサルも含めて検討した上で、あなたに本当にマッチするコンサル会社をオススメできる
- 現役社員の声よりも「ベイカレントを辞めた元社員の声」の方が、マイナス面なども含めてリアルな話を聞ける
- 他のコンサル会社の内情も知った上で、ベイカレントの良いところも知っている
これらが聞けますよね。どう考えてもポジショントーク抜きの意見が聞けます。
課題と対策②：
再現性のある選考突破のコツを知れない＆ケース面接対策ができない
リファラル応募の2つ目の課題として、選考突破力の低さがあります。
特にベイカレントではほぼ確実にケース面接が実施されますが、一般的に中途の通過率は20〜30％と言われています。
この数値から難関であることが分かりますが、リファラル応募だと「再現性のあるケース面接対策」をしてくれる人が居ないんですよね。
Amazonでケース対策本をポチるだけだと弱すぎますよ。
実際に私も経験しましたが、本を読んで理解することと、
コンサル面接という独特の空気の中で問題を解き、面接官に説明＆説明を元に質疑応答をこなすことは、あまりにも難易度が違います。
また、紹介してくれた社員さんが「私はこうやって突破したよ！」と教えてくれるかも知れませんが「その人だけの事例」ですよね
エージェントとかを使えば、「複数人がケース面接を受け、落ちた＆受かった事例」をたくさん知っているので、
再現性のある突破のコツを教えてくれます。
が、リファラルだとそれを知ることができません。
リファラル採用だと書類選考で優遇される？
「でも、リファラルだと書類選考も免除とか優遇とかあるらしいよ」
という意見もあると思いますが、書類選考なんて普通に通過しますよ。
というか、エージェントであれば書類選考のコツも教えてくれるだけでなく「ベイカレントに内定しやすい志望動機のコツ」を聞いておけば、面接での質疑応答にも役立ちますよね。
そのため、書類選考の免除なんて目先のメリットではなく、
先ほどの2つの課題（特にケース面接）の対策をしっかりすべきです。
元コンサルの立場からしても、リファラルよりもエージェント経由で応募した方が、どう考えても内定率がUPして合理的だろ、と確信しています。
ベイカレントに何人も内定させてきた元コンサルタントが、下記を教えてくれるからですね↓
- 他のコンサル会社も含め検討し、本当にあなたがベイカレントの社風にマッチするかを教えてくれる
- ベイカレントが選考通過を判断するポイント＆聞かれる質問＆好まれる回答のコツを教えてくれる
- ケース面接のコツを教えてくれる＆模擬ケース面接をしてくれる
実際、私もエージェントを使って内定しました。
わりとおすすめなのは無料のMyVisionで、ベイカレントへの転職サポート実績がかなり多いです。
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかアクセンチュア対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思います。
なお先ほど紹介した無料のMyVisionは、模擬ケース面接を複数回してくれることで有名です。
普通、コンサル特化のエージェントだとしても1回しか対応してくれません。
が、私の経験上、模擬ケース面接は1回だけだと、逆に不安になって終わるだけだと思います。
だからこそ最低でも2回はすべきなんですが、複数回も模擬ケース面接をしてくれるエージェントを、私はMyVision以外知らないんですよね。
なお、ベイカレント以外にも下記の紹介実績があるみたいですね↓
【公式】https://my-vision.co.jp/
まとめ：ベイカレントのリファラル採用
- リファラル採用はベイカレントと紹介者には金銭的なメリットがあるが、応募者にはメリットが少ない
- リファラルだとエージェント経由の応募者と比べて明らかに選考突破力が劣ってしまうので注意
私はエージェントをおすすめしていますが「なんとなく、めんどくさいなあ。。」って感じですよね、私もそうでした笑
とはいえベイカレントに落ちると年収UPのチャンスを失い、生涯年収で数千万円も損をしますよね。
使えるものは使っておこうと思って相談し、結果的に私は合格できました。
なおベイカレントの面接対策には、無料のMyVisionが個人的にオススメですね。ベイカレントへの紹介実績がかなり多いです。
ベイカレントへの転職と言えばまずはここですね。
また、MyVisionはベイカレントの1day選考会（中途の特別選考）も開催しているので、気になる人はチェックしてみてください