PwCコンサルティングの中途採用の転職難易度は高いです。求める人材のレベルが高いことに加え、入社倍率も高いため、中途で入社するのは厳しいからです。
が、対策方法を間違えなければ無謀なチャレンジではありません。
選考落ち、または入社できても活躍できず厳しい状況になってしまう人は、2つの失敗をしています。
「ポジション選び」と「選考対策の甘さ」です。
この記事ではその2つをサクッと紹介するので、間違っても同じ失敗を繰り返さないようにしてくださいね。
- 経歴:事業会社→PwCコンサルティングにチャレンジし最終選考落ち→数年後、リベンジで転職成功→現在は独立
- 私自身の失敗談も含め、PwCコンサルティングへの転職で失敗する人の体験談を解説します
ポイント
PwCコンサルティングの中途採用の転職難易度が高い理由(中途は厳しい)
PwCコンサルティングの中途採用は転職難易度が高く、求める人材のレベルが高いため、中途で入社するのは厳しいです。
PwCコンサルティングはBig4の1つ(コンサル業界における代表的な4社)であることからも、求める人材のレベルが高く、入社の倍率が高いのは当然ですよね。
※Big4:世界的に大きな会計事務所から派生したコンサルファームの4社
- PwCコンサルティング
- デロイトトーマツコンサルティング
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング
- KPMGコンサルティング
ではどんな人材をPwCコンサルは求めているのか?次で解説します↓
PwCコンサルティングが求める人物像
公式サイトによると、PwCコンサルが求める人物像は下記です↓
「クライアントのビジネスパートナーとして共に企業変革を実現したい」という思いを持ち、専門的なコンサルティングスキルを身に付けていくことで、企業や社会における価値創造を成し遂げたい方。
PwCコンサルティング 採用サイト
私の経験を踏まえ、もう少し現実的なスキルで表現すると下記です↓
PwCコンサルティングに向いている人
PwCコンサルティングは、
- 穏やかな性格の人
- コンサルティング会社や大手企業、または中小企業でプロジェクト経験がある人
- 専門スキルを持っている人(財務やマーケティングなど)
- 英語が得意な人
- 課題を解決することに対する熱意があり、インプットし続けられる人
こうした人はPwCコンサルが向いていると思います。
実際の働き方は、下記の動画を見るとイメージしやすいと思います↓
PwCコンサルティングの大量採用の理由
PwCコンサルティングは大量採用をする理由は、DX化などのテーマでコンサルティング依頼が増加しているためと言われています。
コンサル会社はヒトが居なければ案件を断ることになるので、積極的に人材を採用しているということですね。
なおPwCコンサルティングの中途採用は、書類選考と2〜3回の面接が実施されるのですが、1次面接でほぼ確実にケース面接が実施されます(通過率は20〜30%)
お題は会話の流れで決まりますが、
- いま勤務している会社の売上をUPさせるには?
- カフェの利益率を20%改善するには?
などの問題が出題されます。
流れは「出題される→10分考える→回答をプレゼン→面接官から回答について質問されるので対応」ですね。
- 「論理的におかしな回答になっていないか?」
- 「なぜその回答なのか?」
という観点でチェックされるので、しっかりと論理立てて説明する必要があります。
こうしたケース面接の対策には第三者との面接練習が必須です。
小手先のノウハウは通用しないので、ネットに記載されている過去問で対策しようとするのはNGです↓
私は一度PwCコンサルティングに落ちてから、リベンジで合格し転職しました。
初めてPwCコンサルティングを受けた際は、ケース面接対策はAmazonでポチった本でしか対策しませんでした(自信があり、少し舐めてました)
一次面接は通過はできましたが、実際はギリギリの通過だったなと振り返ると思います。今でも回答内容を覚えていますが、かなり弱い。面接官は相当優しい人だったから通過できたなと…
で、結局は次の最終面接で、質疑応答のさじ加減やコツを分かっていなかったのでボコボコに詰められて落ちました笑
その数年後にリベンジ合格するわけですが、リベンジの際はエージェントとケース面接練習をしていたので、かなり自信を持って回答できました(回答した時点でこれは通過したな、と確信するほど)
最終選考も、事前にエージェントから最新のPwCコンサルティングの面接突破テクや面接官の傾向まで教えてもらったので、本当に余裕でした(面接の最中に「ぜひ一緒に働きましょう」と言われたほど)
なおコンサル業界への転職にはエージェントのサポートが必須ですが、PwCコンサルティングの対策には完全無料のMyVisionが割とおすすめですね。
コンサル業界に特化しているのと、PwCコンサルティングへの転職支援実績がとても豊富です。
【公式】https://my-vision.co.jp/
PwCコンサルティング以外にも下記への紹介実績があるみたいですね。
口コミもとにかくめちゃくちゃ良いので、個人的にはここ一択だなと↓
面談や面接練習も合計すると10回近く実施していただき、その度にフィードバックをいただくことで、回を追うごとに自分の考えがブラッシュアップされていくのを感じました。
他社のエージェントさんも複数利用させてもらいましたが、ここまで手厚いサポートをいただけたのは初めてでした。※引用:Googleの口コミ
未経験・事業会社からの転職であったため、業界知識がなく、1からコンサル業界についてご教示いただきました。
通過時には、自分事のように喜んでくださり、本当に嬉しく思いました。※引用:Googleの口コミ
これまでいくつかのエージェントを利用しましたが、先方からここまで密にコミュニケーションをとっていただけたのは初めてだった。大変感謝いたします!
※引用:Googleの口コミ
面接練習に関しては週に何度も実施いただきました。その度に一緒に回答について考えて下さり、的確なアドバイスをいただきました。
なんでも話しやすい方で、本音で向き合っていただき、着いて行くだけで転職が成功したような感覚です。
周りでコンサル転職を考えてる人がいたら間違えなく勧めますし、私が次の転職をするなら再度お願いしたいです。※引用:Googleの口コミ
・コンサル業界の動向、各ファームの強み・弱み、違いに関してはかなり専門的な知見をお持ちだと感じられた。
・想定問題集やケース面接に関しては細かい部分までしっかりと対策を取り組み、何度もアドバイスをいただいた。
・選考プロセスにおいては、今までの面接問題集や候補者のフィードバックを共有してくださり、とても参考になります。多大な支援をいただき本当にありがとうございました!
※引用:Googleの口コミ
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかPwCコンサルティング対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なのでPwCコンサルティングの対策なら、先ほど紹介した無料のMyVision一択かな〜と。コンサル業界に特化しているのと、PwCコンサルティングへの転職支援実績がとても豊富だからですね。
さて、より詳しいPwCコンサルに入社するコツはこちら(PwCコンサルティングへ中途入社するコツ)で解説します。
さて、具体的な募集情報は下記です↓
PwCコンサルティングの中途採用の募集要項
PwCコンサルティングの中途採用の募集要項に関連して、下記を解説しますね↓
PwCコンサルに入社するコツは、記事後半(PwCコンサルティングへ中途入社するコツ)で解説します
中途採用の募集要項
PwCコンサルティングの中途採用の募集要項は下記です↓
PwCコンサルティング公式サイト
勤務地 東京、大阪、名古屋、福岡 給与 月給制:経験、能力を考慮の上、当社の報酬規定による
業績賞与:年1回(業績・貢献度に応じて支給)
昇給:年1回諸手当 時間外勤務手当、通勤手当(実費精算)、フレキシブルワーキング手当(月額5,000円)、出張手当など 勤務時間 標準労働時間:1日7時間
フレックスタイム:あり(コアタイムなし、7:00~22:00の間に就業)
リモートワーク:あり休日 土、日曜、祝祭日、年末年始(12月29日~1月3日)、統合記念日 休暇 年次有給休暇(年20日)、傷病休暇、リフレッシュ休暇、慶弔休暇、試験休暇、出産特別休暇(有給)、育児特別休暇(有給)、介護特別休暇(有給)、子の看護休暇、公傷休暇など 教育研修 コアスキル研修、専門研修、海外研修、英語プログラム(英語学校費用補助、サマースクール研修など)、社内英語研修など 福利厚生 各種社会保険加入(健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険など)、退職金制度(確定拠出年金、公認会計士企業年金基金)、慶弔見舞金、団体生命保険、長期所得補償保険、資格取得支援制度、契約施設・ホテル・スポーツクラブなど割引利用、各種クラブ活動(PwC Funs)、ベビーシッター補助、保活支援サービス、カウンセリング制度など 受動喫煙防止策 屋内原則禁煙(喫煙室あり) キャリアパス ジョブローテーション(社内ローテーション:会社が戦略的人材育成を目的として、全職員を対象に行う制度)
オープンエントリープログラム(異動支援制度:職員自らが所属部署の異動希望を出し、社内協議の上で希望に合う配置転換を行う制度)
グローバルモビリティ(海外派遣プログラム:会社が戦略的人材育成を目的として、選抜された職員を海外のPwCメンバーファームに派遣する制度)モバイルツール ノートPC、携帯電話を貸与 PwCコンサルティングの中途採用の募集要項
募集職種
PwCコンサルティングは主に4つの職種が募集されており、
- 戦略コンサルタント
- ビジネスコンサルタント
- デジタルコンサルタント
- ITソリューションコンサルタント
これらが募集されています。
かなり多くの職種が募集されていますが、例えば下記です↓
エンターテイメント・メディア業界コンサルタント
公式サイトから抜粋した情報は下記です↓
PwCコンサルティング公式サイト
職務内容 ・(IMC)Paid Mediaや、Earned Media、SNS、WEBをはじめとするOwned Media、Public Affairs、セミナー、書籍など、様々な対外コミュニケーション手段を勘案し、関連部署と連携しながら最適なマーケティング・コミュニケーションを企画・実行する。
・(メディア露出)Earned Mediaについて、企画から社内外調整、実行までを一気通貫でスピーディーに行い、「攻めの広報」によってメディア露出を最大化させる。
・(コンテンツ制作・利活用)プレスリリースやWEB記事、社内報など、目的に応じてコンテンツを企画・制作する。また、社内外でコンテンツを効率的に利活用する。求めているスキル ・IMCの各種コミュニケーション手段(Earned MediaやPaid Media、SNS、WEBをはじめとするOwned Media、Public Affairs、セミナー、書籍など)に係る業務経験
・Earned Mediaで連続的に成果を上げるための能力(例:各種媒体やニュースバリューに対する理解、組織とメディアとの認識ギャップの解消・文脈創出、メディアリレーション維持・開拓、スピーディーな社内外調整・情報整理など)
・コンサルティングビジネスに対する理解や、多岐にわたる業界・ソリューションに対する知識の習得あれば尚可 ・IMCで効率的に成果を上げるための各種コミュニケーション手段(Earned MediaやPaid Media、SNS、WEBをはじめとするOwned Media、Public Affairs、セミナー、書籍など)に対する深い理解や豊富な経験
・高度なビジネス英語力勤務地 東京 PwCコンサルティングの募集要項(エンターテイメント・メディア業界コンサルタント)
Experienceエンジニア
公式サイトから抜粋した情報は下記です↓
PwCコンサルティング公式サイト
職務内容 ・PwCのクライアントである大企業様の新規事業/サービス開発におけるPoCから本番サービス化の開発業務
・PwC自身がサービス提供者となりビジネスを行うための最先端技術を活用した”モノ”(Product/Service)作りにおけるPoCから本番サービス化の開発業務
※開発工程を計画・設計・実装・テストの4工程とした時に、PoCにおいては全4工程・本番サービス化においては計画・設計の担当がメインとなります。必要なスキル (以下のいずれか)
・クラウド上でのシステム開発におけるシステムアーキテクチャ設計経験
・クラウドサービスを活用したWebアプリケーション開発経験(言語はPython、Java、Javascriptなど)
※フロントエンド・サーバサイドは問いません。
・モバイルアプリケーション開発経験(iOS、Android)
・Webアプリケーション、モバイルアプリケーションのUI/UXデザイン経験
・データのVisualization開発経験(Tableau、Power BIによるシステム実装経験)歓迎するスキル ・Agile開発経験(スクラムマスター経験、開発者としての参画どちらでも可)
・オフショア開発の経験(ブリッジ or オフショア進捗・品質管理)
・ロボットへの組み込みソフトウェアエンジニアの経験
・英語力 (TOEIC 700点以上)勤務地 東京 PwCコンサルティングの募集要項(Experienceエンジニア)
中途採用の選考フロー
PwCコンサルティングの選考フローは基本的に下記↓
- 書類選考
- Webテスト
- 人事面接
- 2次面接(ケース面接や、フェルミ推定の可能性が高い)
- 最終面接
- リファレンスチェック
なお、各選考フローごとの対策のコツなどはPwCコンサルの中途面接の選考フローやWebテスト、ケース面接対策についてはこちらで解説しています↓
PwCコンサルティングへ中途入社するコツ
PwCコンサルティングへ中途入社するコツは質疑応答のコツを理解しておくことと、ケース面接対策を重点的に行うことです。
というのも、事業会社からPwCコンサルティングへの転職にチャレンジする人がぶつかる壁があります↓
- コンサルが求める「結論ファーストで回答」のレベル(想像の数倍高い)に到達せず、面接官をイライラさせてしまう
- ケース面接を突破できない(中途の通過率は約20-30%)
当然と言えば当然で、相手は「ロジカルに考え、整理し、伝えること」において国内有数のプロ中のプロです。
そのスキルで、超大手企業の役員クラスの人々を相手に日々仕事をしています。
想像の数十倍はレベルが高いです。
そんな相手が実施する面接の対策で、
「ロジカルシンキングとは」「結論から答えよ!」系の本をAmazonでポチるだけで対策してしまう人
これが多すぎます。
結果、「結論っぽく聞こえるもの」を最初に答えるだけで、全く核心を突いていない回答をしてしまい、面接官はイライラ。
「圧迫面接された!」なんてことになりがちなんです。
ではどうするか?
2つの対策方法をサクッと解説します↓
PwCコンサルティングへ中途入社するコツ①:
質疑応答のコツを理解しておく
PwCコンサルティングに中途入社するコツ①はこれ。
具体的な説明の前に、そもそも前提として↓
前提:外資コンサルの中途採用で最もチェックされていること
大前提として、外資コンサルが中途面接で最もチェックするのは下記↓
この人は、こちら側の人だろうか?(または、こちら側になるポテンシャルがあるか?)
「こちら側」とは、「質問の意図を即座に理解し、核心を突いた回答を、開口一番にロジカルに説明する人」を指しています。
これを知っているだけで、かなり有利です。
多様な人材を採用する流れは外資コンサルにもありますが、全社員に求めるスキルとして、こうした考え方があるんですよね。
でも、
そんなスキル、今すぐ求められても困るよ
当然こう思いますよね。
だからこそ、下記の対策が個人的にはおすすめです↓
「何を質問されるか」をすべて把握して、回答を整理しておく
「外資コンサルの面接官が求めるレベルの「結論ファースト」な回答を、面接の場で臨機応変に作成するのは難しい」
のであれば、
ある程度、事前に作成しておけばいいだけです。
そのためにも、
「PwCコンサルティングで質問されること」をほとんど把握しておきましょう。
そもそも外資コンサルの面接官は、行き当たりばったりで質問することなんて基本的にありません。
面接では、こういうスキルや経験があるか絶対にチェックしよう
という項目は基本的に決まっています(人事から依頼されていたりします)
だからこそ、面接で質問することは8割くらいは同じになりがちなんですよね。
だったら「質問されること」を事前に把握した上で、外資コンサルの面接官が求めるレベルの回答を、事前に用意しておこう
というのが、私がおすすめしているコツです。
「質問されること」はPwCコンサルティングへの紹介実績が豊富なエージェントを使えば無料で教えてくれるので、
サクッと教えてもらって、
「どう回答するか」を考えることに時間を使いましょう(ついでに、エージェントに回答の添削もしてもらいましょう)
PwCコンサルティングへ中途入社するコツ②:
ケース面接対策に重点を置く
これもあるあるなんですが、下記の人が多いです↓
コンサルはケース面接が実施されるっぽいから、これもAmazonで本をポチって対策しよう
無理です。ほぼ確実に落ちます。
というのも、ケース面接は
- 「前職の企業の売上を2倍にするには?」等のお題が提示される→ケース問題を解く
- 回答を面接官にロジカルに説明し、そこへ質問されるので、さらに回答する
この2ステップで進みます。
でも、本を読んで対策できるのは①だけなんですよね。
それと同等以上に大切な②の対策ができません。
独特の雰囲気がある面接室で、面接官がこちらを見る中、回答を考え、
ロジカルに回答をプレゼンする(場合によっては、ホワイトボードを使いながら)
この対策は、実践練習をするしかありません。
なお、注意点は下記↓
「ケース面接の模擬面接サービス」が5万円くらいで売られていることがありますが、買う必要ないですよ
シンプルに高すぎますよね。
コンサル特化のエージェントを使えば、ケース面接の模擬面接は無料で実施してくれるので、絶対に有料サービスなんて使わないでくださいね。
個人的にはMyVisionというエージェントがおすすめで、未経験からのコンサル転職サポート実績がかなり豊富です。
【公式】https://my-vision.co.jp/
PwCコンサル以外にも、下記の企業への紹介実績があるようですね↓
入社後に活躍することも簡単ではないので、応募するポジション選びは注意が必要です↓
PwCコンサルティングは入社後に活躍するのが難しい
PwCコンサルティングは入社後に活躍することも簡単ではありません。
というかPwCコンサルティングに限らず、外資コンサルに中途で転職し、すぐに活躍できる人なんてほぼ居ません。
単に転職するだけで、下記のメリットを全く苦労せずに手に入れられるわけがないですよね。
- 年収が大幅にUP
- 一生もののスキルが身に付く(頭の使い方、伝わる資料作成、プロジェクトマネジメント…etc)
- 今後の転職で一目置かれる「経歴」が手に入る
上記を手に入れるには、ある程度、厳しい経験を踏まえなければ、中途が活躍することはできません。
それは覚悟しているよ。気になるのは、早期退職になってしまうほど、厳しい状況にならないかが心配なんだよ…
当然、こうした不安もありますよね。
入社後に苦労しないための、応募ポジション選びのコツを簡単に解説します↓
PwCコンサルティングの中途採用の応募職種を選ぶコツ
PwCコンサルティングで早期退職を防ぐためにも、応募職種を選ぶコツは下記の2つです↓
- マネージャー以下で入社する
- 非公開求人も含めた選択肢の中から、応募する職種を選ぶ(自分の得意が活かせるポジションで)
※なお、応募職種を決めた後の、選考対策の2つのコツについては先ほどこちら(PwCコンサルへ中途入社するコツ)で解説してます
1つずつ、簡単に解説します↓
活躍するコツ①:
マネージャー以下のポジションを選ぶ
コンサル経験者であれば話は別ですが、
中途でコンサル転職をするなら、マネージャー以下で入社するのがオススメです。
理由は↓
- マネージャーは、基本的にプロジェクトマネージャーを担当することになり、求められる責任のレベルが段違いになる
- マネージャースキルが足りず、一度「出来ない人材」のレッテルを貼られると、活躍するのは厳しく、負のサイクルに落ちる
- あえてスタッフレベル(マネージャーの一歩手前など)で入社し、数年はスタッフを経験した方が、間違いなく優秀なマネージャーになる
- 優秀と認められれば、どのみち1年でマネージャーへ昇進となる
あえてスタッフを経験した方が優秀なマネージャーへと成長するので、長く勤務することになるんですよね。
結果、目先の年収に釣られてマネージャーで転職するよりも、生涯年収がUPすることになります。
活躍するコツ②:
非公開求人も含めた選択肢の中から、応募する職種を選ぶ
コンサル転職において重要な点として、
外資コンサルは非公開求人が多い(競合他社を考慮)
という点があります。
つまり、公式サイトにも、ネット上にも公開されていない求人が多いということなんですよね。
PwCコンサルティングと関係が密接なエージェントを使えば非公開求人の情報は手に入るのですが、
これを面倒くさがってやらない人がたまに居ます。
結果、ネットに転がっている少ない選択肢の中から応募職種を選ぶことになり、ミスマッチ&早期退職、という最悪の結果になってしまいます
これ、エージェントを使うことよりも数倍面倒&選択肢の限られたキャリアになってますよね。
どう考えても合理的じゃないです。
なおPwCコンサルティングの非公開求人は、無料のMyVisionが紹介してくれるので気になる人は使ってみてください。
【公式】https://my-vision.co.jp/
なおPwCコンサルティングに応募する場合、私の経験上、直接応募は全くおすすめしてません↓
公式サイトなどから直接応募する問題点は面接対応力が低すぎるという点です。
実際、私は一度落ちてからPwCコンサルティングにリベンジで転職できましたが、初回は直接応募で、リベンジの時はエージェント経由でした。
直接応募なんてしていた頃の自分に下記の質問をぶつけてやりたいです↓
- PwCコンサルティングが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
- PwCコンサルティングの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
- PwCコンサルティングの1次面接でほぼ必ず実施されるケース面接の通過率は20~30%らしいけど、ちゃんと模擬面接した?まさか本だけで対策しようとしてない?
- 最終面接前に希望年収をメールで質問されるけど、いくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると容赦なく落とされるよ?
本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私は就活の経験を踏まえ面接に自信がありましたが、それでも落ちました。
でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。
「これ進◯ゼミでやったところだ!」状態だったので、
1次面接が終わった時点で「これは面接突破しただろうな」と確信していましたし、
最終面接中に「ぜひ一緒に働きましょう」と面接官から打診されたほど圧倒して内定できました
結果的に年収は2倍になり、20代で800〜900万円くらいになりました。
もちろん20代で1,000万円貰う人もゴロゴロ居るのと、上司は2,000〜3,000万とか貰っている人がザラなので、本当に年収が高すぎる環境でした。
労働時間もかなり厳しく管理されているので、数年前のようなブラックなPwCコンサルティングではなくなっており、安心して働けたのも大きかったですね。
なおリベンジ合格した際は転職エージェントを使いました。先ほど少し解説しましたが、
- PwCコンサルティングの面接はどんな回答をすると通過しやすいか?好まれる回答のパターン
- 難関であるケース面接を突破するコツ&模擬ケース面接の経験
- 最終面接前に希望年収をメールで質問された際に、いくらと回答すれば落とされないか
とか、全部教えて貰ったのでそりゃ合格しますよね。
わりとおすすめなのはMyVisionで、PwCコンサルティングへの転職サポート実績がとても多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
PwCコンサルティング以外にも下記への紹介実績があるみたいですね。
「エージェントを使って応募すると、こんなにネタバレしてくれるのかよ…」と、むしろ悔しかったですね。
初めてPwCコンサルティングに応募して落ちた時も、もしこれを知っていれば、絶対に初めからエージェントを使ってました(どうせ無料ですし)
直接応募よりも、エージェントにネタバレしてもらって応募した方がどう考えても内定しやすいに決まってますよね。
また、一度落ちてからリベンジ入社するまでの期間、前職ではPwCコンサルティングほどの年収は貰えなかったのでその期間の分だけ年収を損したなーと考えると悔しいです。
※なお、一度落ちると数年はリベンジできません。普通に書類で落とされます
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかPwCコンサルティング対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なおMyVisionはコンサル業界に特化しているので、わりとおすすめです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
PwCコンサルティングの会社概要
参考として、PwCコンサルティングの会社概要を紹介しておきます↓
名称 | PwCコンサルティング合同会社 英文名称:PwC Consulting LLC |
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代表者 | 代表執行役CEO 大竹 伸明 |
所在地 | ◯東京 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー ◯名古屋 〒450-6038 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ 38F ◯大阪 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4‐20 グランフロント大阪 タワー A 36F ◯福岡 〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル4F |
設立 | 1983年1月31日に事務所設立 2016年2月29日に組織変更、PwCコンサルティング合同会社を設立 |
従業員数 | 約11,500人(2023年時点) |
HP | PwCコンサルティング合同会社 |
東京本社は下記↓
PwCコンサルティングの事業内容
PwCのストラテジーコンサルティングは、伝統的な戦略コンサルティングファーム(Strategy&)の強みと、総合コンサルティングファームとしてのDX、M&A・定型・再編含む変革実務に関わる強みを組み合わせ、Practical Strategy(即座に実行できる戦略)の策定、それを起点とした全社トランスフォーメーションを通じて、クライアント企業の「信頼の構築」「ゆるぎない成果」の実現に貢献します。
PwCコンサルティング公式サイト
具体的には、下記の領域に対してコンサルサービスを提供しているようですね↓
- ストラテジー
- エンタープライズトランスフォーメーション
- ビジネストランスフォーメーション
- テクノロジー&デジタル
- トラスト
PwC Japanグループの売上(業績)
PwCコンサルティング単体の売上は公表されていませんが、グループ全体の売上は下記となっています↓
PwC Japanグループの売上(法定決算ベース/グループ単純合計)
※出処:PwCコンサルティング公式サイト
PwCコンサルティングの福利厚生
PwCコンサルティングの福利厚生として、公式サイトでは下記が挙げられています↓
- 年次有給休暇
- 特別有給休暇(結婚、出産、育児、介護など)
- ハイブリッドワーク制度(クライアント先、自社、自宅の組み合わせ)
- フルリモートワーク制度
- コアなしフレックスタイム制度
- 短時間勤務制度
- 語学学習支援
- 資格取得支援
PwC Japanグループの働き方改革
PwC Japanは働き方改革の結果として、下記を公表しています↓
PwC Japan公式サイト
- リモートワーク実施率・リモートワーク導入率 100%
- 緊急事態宣言後の平均出社率 20%以下
- Digital Fitnessの実施率 77.6%
- パートナー・職員のアセスメント実施
まとめ:PwCコンサルティングの中途採用は転職難易度が高いので対策が重要
さて、いくつか厳しい話もしましたが、この記事で解説した対策をしっかり実施すれば厳しさはかなり軽減すると思います。
なお、PwCコンサルティングは「やさしさが生む、強さがある。」をブランドメッセージとして掲げているほど、中途社員が働きやすい環境を整備しています
気になる人は、積極採用が終了してしまう前に、チャレンジしてみてください。